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がん先端治療

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特殊な放射線治療

陽子線治療、重粒子線治療などの粒子線治療や、高度な放射線治療方法の中には、先端医療として進められているものがあります。女優の樹木希林さんが、自分ががんを克服できたのは、1回300万円の放射線治療のおかげと言って、注目されました。これは、ガンマナイフのような三次元ピンポイント照射から更に進化した、時間の経過とともに腫瘍の位置が微妙にずれることを調整した四次元ピンポイント照射と言われる放射線治療でした。

  • ①ホウ素中性子捕獲療法 (BNCT)

    中性子線治療とは、外部放射線治療の特殊なものです。中性子線治療は、従来のX線治療である放射線治療で治療効果が期待できない種類のがん治療に使用されます。この中性子線は、他の放射線と比較すると細胞に対する生物学的作用が強いです。しかし、注意して使えば大きな利点となります。一方で、中性子は、正常組織へ与える影響も強いため、治療には注意が必要となります。現在、中性子の効果を増大させる作用のある薬剤と組合わせて利用されている施設もあります。一部の施設においては、脳腫瘍、皮膚がんなど対して、「ホウ素中性子捕獲療法」の研究が進められています。

  • ②粒子線治療(陽子線、重粒子線)

    粒子線治療とは、陽子や重粒子(炭素イオン)などの粒子放射線のビームを病巣に照射する放射線治療法の総称です。X線による一般的な治療に比して、よりがん病巣に合わせて放射線を照射できる利点があります。現在医療で実施されているのは、陽子線治療、重粒子線治療(炭素線)のみとなります。

    通常の放射線治療で用いられるX線の外照射では、体の表面近くで線量が最大となり、それ以降は体内に入るに従って吸収される放射線量が徐々に減少します。このことから、一方向からの照射では、深いところにあるがん病巣に十分なダメージを与えようとすると、がん病巣より浅いところにある正常細胞により大きなダメージを与えることになります。これを避けるために、多方向から弱い線量をがん病巣にあて、周囲の正常な細胞にあたる量を減らし、がん病巣の線量が高くなるように照射する技術が開発されています。

  • これに対して、陽子線は、体内に入っても表面近くではエネルギーを放出せず、停止する直前にエネルギーを放出して大きな線量を組織に与える性質があります。これを発見者の名をとって「ブラッグ・ピーク」と呼びます。病巣の深さや大きさに合わせて、このピークの深さや幅を調整することで、病巣のみに効率よく線量を集中し、正常組織への線量を少なくします。
    なお、実際のがん病巣は深さ方向に厚みがあります。そのため、粒子線をがん病巣に一様に照射するために、ブラッグ・ピークを重ね合わせて深さ方向の線量分布が一様な領域を形成するように照射します。このように、一様に広げられたビームの形を拡大ブラッグ・ピークと言います。

    陽子線治療では、陽子(水素原子の原子核であり、正の電荷を持つもの)を体内に照射します。これらはX線やγ(ガンマ)線と比べて、放射線をあてるところ、あてないところが正確に区分けできるため、副作用が少ない特徴があります。


  • ③強度変調放射線治療(IMRT)

    放射線治療計画装置(専用コンピュータ)による最適化計算により、がん組織には高い放射線量を与え、さらに隣接する正常組織には放射線量を低く抑えることを可能にした治療方法です。マルチリーフコリメータ(MLC)と呼ばれる照射する範囲を調整する装置を用いて、がんに対して理想的な放射線量で多方向から放射線を照射することにより、がんの形状に一致した部分へ集中性の高い線量を照射します。
    このIMRTを、回転させながら行う強度変調回転放射線治療(VMAT)という方法もあります。
    また、IMRTに特化した専用の放射線治療装置として、トモセラピー(Tomo Therapy)があります。

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